「世の中ではすごいアイデアであふれているけど、自分にはできないなー」と思うことはありませんか?
この記事では、ジェームズ・ヤング著の「アイデアの作り方」をもとに誰でも簡単にアイデアが出てくるステップを解説しています。このステップを理解し、コツコツと続けていくことでいろんなのアイデアが浮かぶこと間違いなしです。
実際に僕もこのステップをコツコツと実行するようになったおかげで、ブログのネタや、やりたいことがいろいろ浮かぶようになりました。
記事の流れは、まず「アイデアとは何か」を理解し、次に「どのようにして人にアイデアが生まれるのか」を知ります。最後に、「アイデアが生まれるようになる習慣」を解説します。
アイデア = 要素の新しい組み合わせ
アイデアとは何なのかを理解するときにこの言葉よりわかりやすいものはないと思います。
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない
ジェームズ・ヤング著「アイデアの作り方」
この言葉を聞いて思い当たることがたくさんある人がいるかもしれませんが、本書に載っていない例を二つほどあげてみます。
・フリクションボールペン = 消しゴム + ボールペン
消しゴムとボールペンという当たり前のものから消せるインクという技術が加わり、フリクションボールペンという画期的な発明が生まれました。
・Airbnb = 空き部屋 + ホテル
自分の家の空き部屋とホテルの2つを結びつけたのが Airbnb というサービスなのです。
このように画期的な商品・サービスもシンプルな構造でできていることが分かります。
アイデアができるまで…
では、アイデアができる5つの段階を説明していきます。
①資料(専門に関する深い知識と一般教養)を集める
②自分で資料に手を加える
③資料を忘れ、意識の外で消化する
④最も期待していない時に、アイデア誕生!
⑤アイデアを具体化していく!
本書ではこの5段階こそがアイデアを作る方法だといわれています。
発想術を身につける4つの習慣
では具体的にどのようにしていけば、たくさんのアイデアが生まれてくるような発想術を身につけることができるのでしょうか?
「アイデアの作り方」に書いてある5つの段階を自然とできるような4つの習慣を考えてみました。
- とにかくメモ
- メモを眺める
- リフレッシュする
- とりあえず実行
では詳しく解説していきたいと思います。
とにかくメモ
「とにかくメモ」。これが一番大事なことです。
日常の出来事やニュースで思ったこと、ふとした時に考えたこと、学んだこと。これらをとにかくメモしていくことが、アイデアを作る基礎となるのです。人間は思いついたアイデアのタネともいうべきものをすぐに忘れていってしまうので、とにかくメモすることでタネを蓄積していくことができるのです。
これには、メモアプリを活用しましょう。
メモを眺める
蓄積したメモを振り返りましょう。できればメモを整理したり、メモ同士を組み合わせてみましょう。意外な発見があるはずです。
本章ではメモのまとめ方にスクラップブックが紹介されていますが、僕は現代版のスクラップブックとしてEvernoteを使うことをお勧めします。
Evernoteは、カテゴリーやタグによって整理できますし、簡単に検索できます。
リフレッシュする
アイデアは意外なときにひらめくものです。特にアイデアが浮かぶとも思ってもいないリラックスしているときに思いつきます。
アイデアが思いついたら必ずメモしておきましょう。
とりあえず実行
アイデアが生まれたとしても、それが現実で通用するものかはわかりません。
アイデアを現実で実行することこそが一番難しいのです。
アイデアを現実で通用にするように変える技術を高めるには、経験が大事です。だから、思いついたアイデアはひたすら実行しましょう。これによって技術が磨かれるはずです。
また、いいアイデアであれば世間の目に触れさせることで勝手に成長していくはず。
最後に…
以上で、「アイデアがたくさん湧いてくる発想術」の解説は終わりです。
発想術とは言っても、案外簡単なことだったと思います。しかし、これをコツコツを続けることが大変で、続けなければアイデアが生まれることはないのです。是非、頑張って習慣にしましょう。
この記事の元になっている、 ジェームズ・ヤング著の「アイデアの作り方」 が気になった方は是非読むことをお勧めします。薄い本で1時間ほどで読めますが、一生役に立つはずです。
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