今までの人生を振り返って、あの時こうしておけばよかったと後悔することはありませんか?
間違った選択をした、迷って何も決断できなかった、というような後悔する選択を多くする人に是非読んでほしい記事です。
メンタリストのDaigo氏が書いた「後悔しない超選択術」を要約しながら、すぐにでも始められる「後悔しない選択法」を3つ紹介します。これだけでも、実践すれば選択で後悔する可能性が減ること間違いなし。
概要
メインの主張
人生は選択の連続である。
シェイクスピア
世の中にあるのは「× 正しい選択 、〇 後悔しない選択」だということです。
様々なバイアスを知り、それに影響されないように習慣を作ることで、後悔しない選択をすることができます。
構成
本書は5章構成になっています。各章の内容は…
1章…選択の5つのスタイル
2章…後悔しない選択のための準備
3章…後悔しない選択のための習慣
4章…5つのバイアス
5章…選択力を鍛える5つのトレーニング
後悔しない選択をするための3つの対策
「後悔しない超選択術」から学べる3つの対策を紹介します。
自分の選択スタイルとバイアスを知る

人間には直観的、依存的など5つの選択(意思決定)のスタイルがあります。自分が選択の際にどのような傾向があるのかを知ることで、何かを決める際に自分の傾向を意識し対策を立てることができます。対策を立てることによって、自分を客観視し合理的な選択に近づくことができるのです。
また、人間にはバイアスというものがあります。バイアスとはすばやく判断する脳のしくみなのですが緊急時にはこれがマイナスに作用します。
そこで自分はバイアスに影響されていることを自覚すれば、その影響を受けにくくなるのです。
多角的・客観的に自分を見る
合理的な選択をするためには選択の際に、多角的・客観的に自分を見ることが大事です。
多角的とは、過去ではなく未来をイメージすることです。もっと言えば、短期・中期・長期的な未来のなりたい自分の姿を見ることで合理的な選択ができます。
例えば、10年後に健康的な自分をイメージすると夜中にラーメンを食べる衝動を抑えられるはずです。
客観的とは、第3者の目を意識したり、自分を他人に置き換えて見ることです。他者の視点になることで冷静に判断できるのです。もちろん、第3者に意見を求めることも有効です。
日記を書く

まず1日の終わりにその日の自分の選択・行動を書き出してみて下さい。そしてそれを点数や〇×△などで評価しその理由も書いてみるのです。
この日記を定期的に見直すことで、自分が合理的な選択をしているか評価でき、次に何を選択すべきかが明確になるのです。
この日記に、選択が「人生の目的に沿っていたか」「期待感」はどうだったかなどの視点を加えると、感情に流されず幸せな選択ができるようになるのです。
まとめ
この「後悔しない超選択術」には上記に加え、「選択疲れ」や「瞑想法」などにも触れていて、選択術を身につけるための様々な実践法も載っています。後悔する選択が多い人には是非読んでもらいたい1冊です。この選択術を身につけ、理想の自分に近づきましょう。
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