【入門】論理的思考を学びたいと思ったら…|書評「世界一やさしい 問題解決の授業」

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思考法/書評

この記事では「世界一やさしい 問題解決の授業」の書評を交えつつ、ロジカルシンキングを学びたいと思ったときにすべき行動をまとめた記事です。

最近、論理的思考やロジカルシンキングが大事だとよく言われていますよね。でも、論理的思考といわれても実際よくわかりません。この「世界一やさしい 問題解決の授業」 を読むことで、論理的思考の重要性がわかります。この本を読むことでさらに、論理的思考を学びたいと思えるようになるのです。僕も、もっと早くこの本に出会えていたら、よりよい大学生生活が送れたのになぁ~と思いました。

では、この本の概要を振り返りつつ僕がどんな学びを得たか、論理的思考力を身につけるためにまずどうするべきかまとめていきましょう。

この記事を読むべき人

  • 論理的思考力を身につけたい人
  • 論理的思考、ロジカルシンキングについてよくわからない人
  • 全ての大学生

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どんな本?

この本では、具体例をまじえながらわかりやすく問題解決の思考法を紹介している。

筆者がかつて働いていたマッキンゼーという経営コンサルティング会社で活用されている問題解決の手法を基にしており、最低限必要なものに絞ってシンプルに紹介されている。

3章構成になっており、1章で問題解決とは何か、その流れについて解説している。2章では、中学生バンドがコンサートに人を集める過程を通して、具体的な問題解決のながれを学び、問題解決のイメージを理解する。3章では、ある子どもがパソコンを買う方法を考え出す例を通して問題解決の手法をより深く理解する。

100ページほどの構成で、豊富なイラストや図・具体例によってわかりやすく「問題解決の手法」が紹介されており、小学生でも理解できるレベルの文章で、「世界一やさしい」のことばに嘘はない!

問題解決とは

論理的思考力とは

道理や筋道に則って思考を巡らせて結論を導いたり、あるいは、複雑な事柄を分かりやすく説明したりできる能力として主に捉えられる。

実用日本語表現辞典

と定義されている。つまり、論理的思考こそが問題解決の手法なのだ。

この論理的思考は研究によって型が確立されており、この本で紹介されている手法を身につけることで、論理的思考が可能になるのだ。

この本では、

問題解決の流れ ①現状の理解 ②原因の特定 ③打ち手の決定 ④実行

「世界一やさしい 問題解決の授業」P19 図1-3

と紹介されている。問題解決は現状の理解をしたり、原因を特定するだけでは不十分で実行まで行うことに意味がある。そして確実に①~④を行うことで、要素を漏らすことなく論理的に④の実行まで行うことができるのだ。

仮説の重要性

この本では「仮説」を立てることによって、問題解決の具体的なプランを見つけ出している。

「仮説」といっても

たとえば、ウィークの真っ最中に、隣町にあるおばあちゃんの家にいくことになりました。…「普段はバスのほうが早いけど、ゴールデンウィークで道路が混んでいそうだから、今日は電車で行ったほうがいいかも」というのが「仮説」です。

「世界一やさしい 問題解決の授業」

原因としてあり得るものを洗い出し、原因の仮説を立てる。さらにその仮説を検証し、正しいかどうか確かめることによって、原因が導き出されるのだ。

これはPDCAサイクルの根本にある考え方だと思う。

PDCAサイクルとは〔plan(立案・計画),do(実施),check(検証・評価),action(改善)の頭文字を取ったもの〕行政政策や企業の事業活動にあたって計画から見直しまでを一貫して行い,さらにそれを次の計画・事業にいかそうという考え方。

三省堂 大辞林

この考え方を身につければ、日常のあらゆることを改善できるのだ。

フレームワークの重要性

この本では、問題の原因を洗い出すのに「分解の木」「はい、いいえの木」を使ったり、仮説を検証するのに「課題分析シート」というツールを使っています。

これらの例は問題解決をしていくうえでこのようなツールを使えば効率的に思考が行えることを示しています。このツールはロジカルシンキングのフレームワークと呼ばれたりする。

ロジカルシンキングには、様々なフレームワークがあり、それらを状況に応じて使い分けることで、物事をもれなく洗い出したり、論理の飛躍なく考えたりすることが可能になる。

つまりは、たくさんあるロジカルシンキングのフレームワークを理解し身につけ、使いこなせることが論理的思考ができるということなのだ。

まとめ

この本は、論理的思考の入門書として位置づけられているように、この本を読んだからと言って論理的思考が身につくわけではないが、論理的思考の重要性を教えてくれ、より深く学びたいと思わせてくれる本である。ぜひ皆さんもこの本を読んで、論理的思考への第一歩を踏み出してもらいたいと思います。

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